会長挨拶

会長あいさつ


熊谷市医師会のホームページへお越しくださいまして有り難うございます。

熊谷市医師会の執行部は令和6年6月に新しい顔ぶれになりましたが、医師会としての活動は、これまで通り滞りなく続けて参る所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

熊谷市医師会では、「医療を通じて地域社会に貢献する」「公正な医療の提供を目指す」「学術団体として、会員の医療の質の向上をはかる」という3つの基本理念を掲げ、市民の皆様の健康を守ることを第一に考え、熊谷市と協力し各種事業を展開しておりますが、現在、令和2年1月に新型コロナウイルス感染症の世界的流行が発生し、私たち医師会の活動にも多大なる影響を及ぼしました。現在新型コロナウイルス感染症も5類相当の扱いになり大分影響が少なくはなってきましたが、まだまだ油断は禁物です。

ここで、常日頃から行っている主な事業について説明いたします。

  1. 乳幼児から小児期では、各種予防接種・乳幼児健康診査、児童生徒には、学校医活動を通じて、内科・耳鼻科・眼科の検診に加え心臓検診・小児生活習慣病検診・受動喫煙検診も行っています。そういった活動をしっかり実践するために、幼稚園・保育園への園医の派遣、小中学校へ学校医の派遣をしています。また、園保健会、学校保健会を三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)と共に運営し、多職種での乳幼児・学童の健康に寄与していきます。
  2. 成人期には、特定健診・各種がん検診・骨粗鬆症検診・もの忘れ検診・高齢者等インフルエンザ及び肺炎球菌予防接種等を行っています。
  3. 年中無休の夜間急患診療所、日曜・祝日には昼の時間帯に休日急患診療所に執務し、診察をしています。2次病院の輪番体制を維持し、2次救急に寄与していきたいと思います。
  4. 毎年秋には、会員手作りの「市民健康フォーラム」を開催し、市民の方への健康についての啓発活動として、各種講演や健康相談を行っています。
  5. 医師会付属の看護専門学校を運営し、看護師・准看護師の養成に力を注いでおります。現在も地域医療を担う人材育成としてのニーズは高いのですが、少子化に伴い入学者が減少し、財政的に看護学校の存続が危惧されます。今後の検討課題です。
  6. 高齢化に伴い、在宅医療・介護が重要視されている現在、多職種の連携とそれに要する人材育成・医師のスキルアップの向上を目指し、各種研修会やSNSなどを用いた情報共有の仕組みを構築中です。
  7. 近年、豪雨・地震など自然災害の発生が不安視されております。そのような災害時の医療体制を見直し、実践していきます。

これからも市民の皆様の健康を守り、信頼される医師会を目指し、日夜努力してまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。

熊谷市医師会 会長 小林 敏宏

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